Butterfly Effect #1 に参加して
はじめに
先日、7/9(火)、赤坂にある株式会社カオナビさんで行われた「バタフライ・エフェクト」というイベントに参加してきました。
概要は上記より。簡単に言うとすごい人をゲストに呼んだテレフォンショッキング(いいとも世代でなければ伝わらないであろう言葉)です。初回ゲストは現在デンソー株式会社Maas開発部に所属する及部さん。元楽天株式会社におり、私含め18新卒の研修を担当してくださってました。今回参加した理由は内容等はあまり関係なく、及部さんのお話が聞けるからというものすごい単純な理由でした。
懇親会
及部さんのトークが始まる前に、懇親会がありました。
#バタエフ
— びば(森のフレンズ) 7/27 技書博 B-11 (@viva_tweet_x) July 9, 2019
石井食品様、ありがとうございます! pic.twitter.com/ZMip1HJZ13
会場では石井食品さんのミートボールやハンバーグがふるまわれました。おいしかったです。ごちそうさまでした。懇親会では、せっかくなのでいろいろな人とお話ししたかったのですが、投げ銭のシステムである「Kyash」の設定にとても時間がかかっていたのと人見知りが相まって、全然お話しすることができませんでした。おまけに時間かけた割に楽天銀行と連携しておらず、Kyashがチャージできない始末でした。(第二回に第一回の金額もろとも含めてお支払いいたします。大変申し訳ございません…。)
すでに輪になっているところには入りずらいのを改めて痛感したので、人見知りを直すとともに、輪の中に入りやすいように一人分あけておいてくださるパックマンシステムを導入してほしいなあ、というように思っていました。
パックマンシステムについては上記のブログをご覧いただけると多少はわかるかなと思います。
テレフォンショッキング
始まるよ
— 門屋浩文@redmineエバンジェリストの会 (@MadoWindahead) July 9, 2019
#バタエフ pic.twitter.com/E1GV9pojTD
テレフォンショッキングなのでタモリさんもいらっしゃいます。タモリさんの本名と僕の苗字は一緒なのでゆくゆくはあのポジションを狙っていきたいです。会社のニックネームもろもろ整合性はばっちりです。オファーお待ちしてます。笑
以下はトークの内容のメモです。
チームでの転職について
- チームで仕事を募集してみようかという軽いノリから
→そこからオファーが来て、結果それがいいと思ったから転職を決意したに過ぎない
- 前にいたRという会社は、転職する際にネガティブな理由を求めてきたが、本当にないので、人事の方ふざけるなと思った
→上司が嫌とかいう理由ならとっくにやめている
→カンバンで会社を管理していたそう
- DENSO(売上高5兆円、タイヤさえあれば車を作ることができる車載部品メーカー)への決め手
→一番よくわからないし、どうなるのかわからない
→公表したら面白そうだから
- 起業は考えなかったのか?
→「誰とどう作るのか」の方が「何を作るか」より大事だった(これを作りたいというものがなかった。)
→だから誰かの想いを背負って、未来を作る方がいいなと判断した
→起業するとなると足回りや経営など面倒が付きまとうのも一つの要因
チーム転職についてはこちらに詳しく記載してあります。
仕事を楽しむ心意気
- 何でもかんでも「楽しむ」
→楽しむのは状態ではなく動詞。「楽しい」か「楽しくない」かの批評家になってしまってはたいていのことが楽しくない
→だから批評家目線をやめて楽しむ!くそな上司等がいたら、この場でネタにしてしまう!
上司とのかかわり方
- とにかく遠慮しない。及部さんの場合は、上司から1 on 1で相談を受けている
- 自分が下に潜り込もうとすれば、相手が相対的に上の立場になる
→ありのままの自分、自分はこういう人間だというのを相手にぶつけるのが大事
- 自分の上司との理想の関係に対して、自分がロールプレイングする意識
獣神サンダーライガー
-
来年1月4日引退。引退記念で、マスクをかぶることが多いそう
チームから見た及部さん
チームメンバーを評価してほしい!
— びば(森のフレンズ) 7/27 技書博 B-11 (@viva_tweet_x) July 9, 2019
#バタエフ pic.twitter.com/dUGiYBOmE5
- チームに被害が出ないように、うまくやってくれていた。ファイヤーウォールのような存在
目標にする人
- この人のここはすごいからここは真似しよう!
→そうすれば、人の尊敬するところが見つかる
→だから、尊敬できる人はたくさんいる
良いProduct Ownerの定義
- プロダクトに対して情熱がある人
→情熱は持てないけど、それ以外はできる。情熱がある人に対しては背中を預けることができる
チームに危害が及ばないようにする方法
- そりの合わない上司の存在
→上司とのインターフェースを細くする(上司と付き合うところをしぼる、ここは聞くみたいな)
- マウンティングしてくる人への対応
→「やめてもいいや」って思ってからいろいろめちゃくちゃやることができるようになった。どうせクビになったら転職すればいいのである
→「これをやったらまずいのでは…」というのは、自分が相手に対して、「相手は自分のことをこう思うに違いない」と壁を作って思い込んでいることが多い
おすすめのチキン南蛮
- そこにチキン南蛮があれば、なんでもいいのである
一日の過ごし方
- 朝5時起きで子供の面倒を見て出社。帰宅後はお風呂に入れて寝かしつけるなど、子育てがメイン
- 土日はイベントに出るために、家事を行い信頼貯金をしている
- 掃除は及部さんが担当しているとのこと
育休
- 新卒の卒業を見届けてから10月から3か月程度取得
- やりたいことをカンバンに書いて整理していたが、子育ての不確実性が高すぎるあまり、一つもできず子育てに追われた
- 赤ちゃんのスプリント期間はまちまち(3時間だったり、1時間だったり、4時間だったり)
アイドル
アジャイル、スクラムの「予兆」について
→界隈でよく言われている「いいこと」を書き出して、それってなぜいいのかについて、一方で何が問題なのかについても議論する
→「よいこと」は「もっといい」の可能性を排除しているのではないか
→人は「型」を好きになる。「いい」と思えるところまで行ったら、そこに甘えてしまう。これこそ「思考停止」ではないのか
これから楽しみなこと
- 「Maas」はバズワード(自動運転等)
→この手の自動運転などはボーッとしているとスピードの速いソフトウェアの業界に先に実現されてしまう
→ハードの遅さに慣れている頭の固いおじさんをボコボコにして、この会社で自動運転等を実装するのが楽しみ
次回のゲスト
次回のゲストはこちらも研修でお世話になったきょんさんでした!
「常にあってるわけじゃない」
— びば(森のフレンズ) 7/27 技書博 B-11 (@viva_tweet_x) July 9, 2019
「同世代」
「新卒研修で講師をする機会があった」
「近い距離で会わないとわからないことがある」
「言葉には出来ないやりやすさを感じた」
「ガンガン進めるところがいいなぁと思った」
#バタエフ
ほんとうに研修もガンガンいってたなあ…。きょんさんが呼ぶすごい人も気になるし、次回も参加しようと思いました。
おわりに
今回はKyashの他にも、sli.doやmentimeterなど、最新のツールが続々と使用され、この流れについていくので精一杯でした…。
会話のテンポもとても速く、どんどん話題が切り替わっていくので、メモの小見出しの数がとても多くなってしまいました。プロレスとかアイドルの話とか書いておく必要があるのかは怪しいところですが。
今回、及部さんの話を聞いて感じたことは以下の3つです。
- 及部さんの仕事を楽しむ姿勢は人に対する姿勢と同じ、人のどこか尊敬できるところを見つけるのが上手であるのと同様に、仕事に対しても面白いところを見つけて、楽しんでいるように思いました。
- 経験値等で人を判断して、下に潜り込もうとしていたことが多いので、肩書等にとらわれず、自分のありのままの姿を出していく大切さ。
- 居心地がいいからと言って思考停止するのではなく、もっといい方法があるのではないかと考える貪欲さ。
及部さんの話を聞くたびにこのように新しい知見が得られるので、自分も負けないように人に会うたびにその人に刺激を与えることができる存在になりたいなと思っています。そんな人になるためにはどのようにすればいいのかわかりませんが、関わっている人の素敵だと思えるところを吸収し、目の前のことをすべて楽しむ心意気だけは忘れないでこれからの社会人生活を歩んでいけば、その先は開けてくるのかなとも思っています。
つたない文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。